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Instagramのハッシュタグの取得が制限されました

2016/9/14

Instagramの仕様変更

 

CreativeチームのOです。

2015年11月17日からinstagramのAPI利用に関するレギュレーションが大幅に変更となりました。

今までは、JSのプラグインでハッシュタグを取得することも簡単にできていましたが、仕様変更後はinstagram側に正式に申請をしなければそういったこともできなくなっています・・・

 

さらに2016年6月1日までに申請し承認されなければ、自動的にすべてのアプリケーションはsandboxモードに切り替わると予告されていましたが、6月1日以降は残念ながら停止してしまったサービスもあるようです!

■参考サイト

【悲報】Instagram APIの変更によりサードパーティーアプリ、Webサービスが完全に死亡
http://www.softantenna.com/wp/webservice/instagram-api-changes/

 

その変更点ですが、大まかには下記のようなものです。

・APIの利用には厳正な審査が必要

・sandboxモードなら申請無しでもAPIの利用が可能。(ただし制限あり)

・instagramのAPIの利用にはIDだけではなくアクセストークンの取得が必要

・「oAuth認証」以外ではinstagaramAPIへの接続が不可

 

ちなみに、sandboxモードは審査なしでも使用できますが下記のような制限があります。

・サンドボックスモードで使えるのは10ユーザーまで

・表示は最新の20メディアまで

・APIのリクエスト制限がは500回/H

かなり厳しくなっていますね・・・。

リクエスト制限については実際に500回を超えてしまうと全く表示されなくなる現象が確認できていますので十分注意が必要です。

 

ハッシュタグの取得制限

 

上記のとおりハッシュタグの取得も基本的には、API審査を通過したサードパーティのアプリでなければできなくなったということですね。

さらに、審査はsandboxモードを利用したデモのを作成した上でビデオスクリーンを提出する必要があり、これを省略することはできないと記載されていますので、かなりの時間と労力がかかりそうです。

■参考サイト

超厳しい 【Instagram API 】の審査基準 を翻訳してまとめてみた
http://www.ie-kau.net/entry/2016/01/26/

 

Instafeed.jsなどで簡単にハッシュタグを取得することは、現状不可能ではありませんが上記の制限を認識した上で使用する必要がありそうですね。

また、sandoboxモードでのハッシュタグの取得は自身のメディアのみに制限されていますのでこちらも注意が必要です。

※具体的には、申請画面のアラートに記載されています。

 

ws000000

 

詳細なレギュレーションを確認されたい方は、下記に翻訳が掲載されていましたのでご覧になってみてください。

https://gist.github.com/hommaam/c8e2c3e4256971e30507

 

instagram側の意向としては、

・メディアビューワーをつくるなど、Instagramや Webサイトでのユーザー体験を複製することはできません。
・明示的な同意なしに、ユーザーのメディアをクロール(収集)したり、保存したりするために API プラットフォームを使用することはできません。

とあるように、勝手にメディアを使用することを止めたいということなのかもしれません。

今後のinstagramの動向とAPIの活用の流れも注目していきたいと思います!

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カテゴリ:instagram, SNS, ブラヴィッシモのいろいろな記事

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